2012-07-20
ベーシスト高道晴久の葬儀に出席した。
1年ほど会っていなかったし、まだ事の意味が分からないというか、ぼんやりとしている。現実味の無い、不思議な悲しみの中で彼を見送った。
2006〜7年にハルくんの家でふたりでレコーディングをしていた。初日はpro toolsに原因不明のノイズが乗ってしまいあきらめて飲み会になったりしたが、何日かかけて奇妙なimprovisationとお互いの曲を交互に録っていった。
そうして出来上がったCD2枚分の録音。なぜかそれで二人とも満足、完結してしまい発表には至らなかったのだが、今日久しぶりに聴き直してみるととても良い出来だなー。
ハルくんはいなくなっちゃったけど、音源を聴けばそこにいて弾いてるんだから、そこにいるってことだな。科学的でもなく霊的、宗教的な話でもなく、魂の問題として。